音楽誌等に色々書いてる石川貴教のブログ。

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Marjie

だいぶ前にレコード・スタンパーの件で取り上げた
ブルース・ブラスターズ「Marjie」

(この時の文章の補足ですが、ジャマイカでは63年くらいまでは
レコード・スタンパーをアメリカ、英国に発注、送らせていたケースがままあります。)

で、
この「Marjie」のオリジナルは1945年録音のバンク・ジョンソンズ・バンド。
シングルはSP以外には発売されていないようです。
33回転アルバムのこれに収録されています。

bank_convert_20130309105658.jpg

ほんでもって、
この録音は1930年代後半、NYで端を発した「ニューオーリンズ・リヴァイヴァル」の中、
ジャズ・マニアに”発見”された、三十年前にニューオーリンズで演奏していたトランぺッター
のバンク・ジョンソン氏(1945年当時、既に老境でルイジアナの稲畑で働いていたそうです。)
がバンドを組んで、ついにはNYで公演を行ったその前後に録られたもの。


" リロイ・ジョーンズ(アミリ・バラカ)の「ブルース・ピープル」では
当時の状況について、

ー 多くの評論家などが
「この三十年前のニューオリンズ・ジャズこそ本物、純粋なジャズ・スタイルだ。」
などと喧伝し、「新しいスタイル(バップのことでしょうね。)はこの古いスタイルを
どこか堕落させたものだ。」と公言してはばからなかった。 - とあります。

昔から、何処の国にも「今の音楽はダメだ。昔のは最高だったな。」という人が
やっぱりいたってことですね。それが絶対に良くない事とは思いませんが。
でも、今聞けば、新旧どちらの音楽も、それぞれに違った魅力があり、素晴らしい。
どちらの音楽にも罪は有りません、当然。
口うるさい連中が勝手なことを言っていただけ。"


えー、ともかく
みずみずしさに溢れたニューオーリンズ・ジャズ「Marjie」、
曲自体はその三十年くらい前の1910~1920年くらいには存在していた
と考えるのが自然ではないでしょうか。
が、その年代のごく私用に作られたレコードは市場には出回っていませんので、
(私家盤ですから)ブルース・ブラスターズが聞いていたのは
この1945年の録音だと思います。


【 2013/03/13 05:10 】

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