音楽誌等に色々書いてる石川貴教のブログ。

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名言?

年末は、みなさん忙しいとは思いますが
あえて、あたまをからっぽにして楽しめる(オレはいつもからっぽですけど)
娯楽映画でもみながら、できたらバカバカしい映画でビールでも飲みながら
ガハハと笑ってすごす時間があるといいっすよね。
でも、今年はそうするのに適当な映画があまりみあたらない気がします。

今年もチョコチョコと映画は観ていたんですが
昨年ほどは”豊作”感はなかったですね。
昨年は個人的ベスト「キリマンジャロの雪」をはじめ、
たくさん良い、見ごたえのある映画ありました。
娯楽作も「アベンジャーズ」、「トータル・リコール」のリメイク、
「ダークナイト・ライジング」、「プロメテウス」と大作が
出来はともかく続けざまに上映されましたし。
(「アベンジャーズ」はすごく面白かったが、「トータル・リコール」
と「ダークナイト・ライジング」、「プロメテウス」は観た時期がほぼ同時期だった為か
ワタクシの脳の性能のためか、この三本は頭の中でミックスされてしまっていて、
「あれ、あの俳優が出ていたのはどの映画だったか?」、
という感じです。まあ、「プロメテウス」は楽しかったけど。評価は芳しくなかったのかな。)
あ、ナチスが月の裏に秘密基地作った「アイアン・スカイ」もありましたね。

それと比較すると今年は小粒な感じしますが、
そんな中でスゲーなと思った今年の映画は「クラウド・アトラス」。

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DVDはもう出ているのでご覧になった方も多いと思いますが
とにかく長い。w
が、最終盤の展開は最高で、お見事でした。
手塚治虫先生的な(というか、もろですよね?)壮大な輪廻転生のお話、
というだけでもない。相当にアブストラクトな面もあるので未見の方はぜひ。




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あと、最近観た映画では「マラヴィータ」が痛快。

”充分年を取っているのに無垢な、または不器用な中年、老年の男が色々とやっかいなことや、
わけのわからないことをやり始めて、状況が段々とおかしなことになっていき、
ついには暴力、混乱が大爆発 ”
という映画が多いリュック・ベッソンさんですが
今回も、まあ大筋はそうなっていますw
ただ、スコセッシさん総指揮、デニーロ主演なので、いつものベッソン作品に比べて
主役のキャラの幼児的な純真さ、イノセントは随分と後退しているんじゃないでしょうか。
ある意味、ベッソンぽくない。
そこが、オレにはよかったですね。
正直あまり期待していませんでしたが、予想以上の楽しさ。

で、ストーリーには直接関係ないのですが、この映画で
主人公が、ある厚かましい慇懃無礼な人物を
ボッコボコ(という表現ではなまやさしいんだけど)
にする前にアルカポネの有名な言葉が語られます。
それが印象的、かつ、上手い引用で面白かった。

映画の字幕では、その言葉は
「物を頼むときは礼儀正しく。手には銃を持って。」と訳されていましたが
これはカポネの名言
「やさしい言葉に銃を添えれば、やさしい言葉だけのときよりも多くのものを獲得できる。」
を意訳、もしくはこの映画のその場面用にアレンジしたのでしょうね。
(デニーロが喋った英語のセリフは正確に聞き取れなかったんで
DVD出たら確認してみます。誰にも頼まれてませんがw)

この映画で引用されたのは、前記のひとつだけですが、
カポネは数多くの名言?を残した人物で他にはこんなのがあります。


「おれが酒を売ると、密造と呼ばれるのに、
おれのお得意の連中が高級住宅地の家で銀のお盆にのせて出すと、
それはもてなしと呼ばれるんだ。」
「お・も・て・な・し」

「他人が汗水たらして稼いだ金を価値のない株に変える悪徳銀行家は、
家族を養うために盗みを働く気の毒な奴より、よっぽど刑務所行きの資格がある。
この家業に入るまでは悪徳政治家など高価な服を着て偉そうな話方をする悪党が
世の中にこんなに多いとは知らなかった。」

などがあります。

「マラヴィータ」でもデニーロ演ずる元マフィアのボスがムチャクチャ
荒っぽい大破壊を実行します。
が、それが(結果的に)全市民の為になるんです。
主役本人にその自覚があったかどうかは、映画を見て確認してみてください。


【 2013/12/10 18:54 】

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