音楽誌等に色々書いてる石川貴教のブログ。

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブログ内検索

The Birth Of A Legend

皆様、今年もよろしくお願いします。

昨年もジャマイカン・ミュージックの再発はシングル、アルバムとたくさんありましたね。
「幻の」という形容がふさわしい未発表、激レアーな音源もありましたが、
中にはそっと幻のままにしておいたほうがよかったんじゃないかな、と思われる
ブツも散見されました。これはジャマイカ音楽に限った話ではないですけれど。

で、年末に出たスクラッチのゴツイ「Roaling lion」、
スタジオ・ワン音源「Sugar And Spice」も素晴らしかったのですが、
このアルバムを見逃してはいないでしょうか。

「 Down Beat Shuffle The Birth Of A Legend.」
birth+of+legend_convert_20140105161853.jpg
(イラストのスピーカー下部に描かれた文字"Nanny's Korner"はコクソンの母親が
ラヴ・レーンで経営していた酒屋の名前。ここでジャズ、ブルースなどをスピンしたのが
コクソンの音楽キャリアのスタートだったと言われています。)

コクソン・ドッドがプロデュースした1960-1962年の音源を集めた内容で
Worldisc、All Stars、Sensational、Coxsone、Cariboo、Supreme、
D.Darling、Mu-zic City からシングルがリリースされていたものを
CDは三枚組で84曲!、アナログは二枚組で32曲!収録。

ジャマイカ・スキャがそのフォームをほぼ完成させる前の、
この年代のコクソン・プロデュース作品は「All Star Top Hits」、
「Jump Jamaica Way」などのアルバムがありますが、
これだけ大量にまとまってガッチリ聞けるものは今までなかっただけに
嬉しいですね。ジャマイカ盤の音質が気に入らなかった方にも満足いただけるであろう
高音質なのもポイントです。

初めてコンパイルされた楽曲から、定番のものまで
所謂、ジャマイカン・ブルース、ジャマイカン・シャッフル等と呼ばれるタイプの楽曲が
並びますが、既に音にはジャマイカのオリジナリティがムンムンと香り立っている。


あまり顧みられることは多くない年代の音源集ですが、入門用としても過不足なし、
この中から気に入ったものをシングルで買ったりするのもおススメです。

また、(特に64、65年以降の)アグレッシブなタイプのスキャは
音楽的には文句なしに素晴らしいけれど、何曲も続けて聞くのには、ちょっとしんどいな
(すし屋で大トロや鮑ばっかり食っているのに近いですからね。)
という粋な貴兄には最適なアルバムでもあります。
続けて聞いても、もたれません。

下の写真はアナログ盤中ジャケのもので
左からオウェン・グレイ、グレイム・グッドオール(Dr.Bird)、コクソン
みんな若い!!

birth_convert_20131215151537.jpg



【 2014/01/05 15:18 】

reggae  | コメント(0)  | トラックバック(0)  |

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)