音楽誌等に色々書いてる石川貴教のブログ。

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Angela

前回の続き。

1959年、12月のTeenage dance Partyの週間トップ30では
ジャマイカ産の曲が二曲しか入っていなかったんですが、
ディケイドが変わって1960年の12月23日のトップ30には大きな変化がみられます。
前回ふれたランキングから約一年しか経っていないのに
チャート・インしているジャマイカ産の曲が10曲に激増。

インしているのは、
一位のメローラークス「Time To Pray」、
二位のキース&イニッド「Worried Over You」をはじめ
オウェン・グレイ「Mash It (Part2)」は8位、
バブラーズ「The Wasp」が12位、
セオ・ベックフォード「Easy Snapping」は14位ですが二週前には7位、
デリック・モーガン「Fat Man」24位(二週前には10位)、
ムーンライターズ「Julie」が17位、
クルー・J「Blues Blasters Shuffle」1週前に13位でこの週25位
など。
おっと忘れてた、ボリス・ガーディナー「Angela」が16位に入っています。
ガーディナー氏のデヴュー曲のようですが、こんなに前から活躍していたんですね。




ちなみにこの週の4位がアーニー・Kドゥ「Taint In The Truth」、
5位がファッツ・ドミノ「My Girl Josephine」、
他にサウンド・システム・クラシック系では「Raw Meat」、「Pageboy Shuffle」
「My Desire」、「Surely I Love You」、「Quaker City」
「You're Mine Oh Mine」などが上位30以内にチャート・イン。
サム・クックの「Chain Gang」が初登場で22位です。

この1960年になってジャマイカ産の音楽が大分増えてきて
しかも、ポピュラリティも急上昇、ということがうかがえます。
フォーム的には、まだアメリカのブルースの変化形といった感じですが
(メロー・ラークスのシャッフル「Time To Pray」は歌詞的には
ほとんどゴスペル)バックの演奏は既にジャマイカならでは
の個性があるし、他の曲も多かれ少なかれ独自色が感じられる。

このころ、アメリカのトレンドが変わってきたことにより
ジャマイカのダンスに集う聴衆の耳にかなうアメリカ産ブルースが
段々とゲット出来なくなってきたからと言われていますが
ここにきて一気に、という感じのチャートです。

それに加えて、
同時期のアメリカ、ビルボード・チャート
とこのジャマイカのJ.B.Cのチャートを比較すると、かなり違うので
面白いです。
1960年は勿論ですが、ほぼアメリカ産の曲ばかりの1959年のチャートも
ジャマイカ独特の並びであることがわかります。
ビルボードでは「Hot 100」にも入っていないリズム&ブルースが
ジャマイカではゴロゴロ年代問わず入っています。
ボビー・ライデル(Top Rankのライセンスでジャマイカ盤出ています)
などのアメリカ、ジャマイカのどちらのチャートにも入っている
アーティストもいますけれど。




【 2015/01/26 06:51 】

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