音楽誌等に色々書いてる石川貴教のブログ。

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ユングのサウンドトラック

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「ユングのサウンドトラック」

今年一月に出版された本ですが、この前購入して読みました。

菊地 成孔さんの文章は、何度か読んだことがあったんですよ。
でも、オレには難し過ぎるかな、と思うこともあったのです。

が、この本は最初から最後までメチャクチャ面白かった。

劇中の「グランド コラール」を聞くと涙腺が緩むのがオレだけでないんだなw、とか

「女は女である。」のアンナ・カリーナが”可愛くない”、とか

オレ的にはストレートに”ビンゴ”。

でも、この本が面白いの当然そこだけではなかったわけで。


この本には、”「アッ」と読む者を驚かせる、そして、気付かせてくれる瞬間”がたくさんあります。
(高名な映画評論家からは、お聞かせ願えないような鋭い、
しかも凄く的を得た評論、見解を明示してくれています。)


特に本作中の
”欧州に死刑があった時代のクール&スタイリッシュ 
21世紀の若者への「死刑台のエレベーター」”
は読んでみてください。
長年”何とも言えぬモヤモヤ”をこの作品に抱いていた人
(そんな人もあまりいないと思いますがw)には特におススメです。

そして、
日本ではどの媒体にも掲載を拒まれたという
(我が国のタブーに”触れてしまっている”ため。)
松本 人志氏の「大日本人」の批評も合わせて必読。


でもってで&なんですが、
この本の半分はゴダール関係なので、そこんとこはよろしく。
ゴダールの映画をあんまり観たことのない人にも
大変面白く読める本だ、とはオレは思うんですけれど。

”ゴダールと音楽の関係について”が最も面白いところではありましたし。







本文中でも書かれていますが、ゴダールの映像は
その”スナップ、止め絵にした時のカッコよさ”、色彩のセンス、
”ピクチャーとしての映像の魅力”が抜群ですよね。
勿論、魅力はそれだけではないんですけれど。
(でも、まあ、ご多分にもれず
この時期のゴダールの映画を観てると、思いっきり眠くなるんですけどね、オレも。)





(蛇足&ところでなんですが・・・
ゴダールの映画以外でも、
特に「ラスト タンゴ イン パリ」は
とある”ボヨヨンな状態で観ると「絵」もとてつもなく素晴らしい”
らしいですよ。酔狂な方は、お試しください。)

【 2010/04/19 20:39 】

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