音楽誌等に色々書いてる石川貴教のブログ。

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Teenage Love Affair



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アリシアのアルバム「As I Am」に収録の「Teenage Love Affair」。
このタイプの甘酸っぱい、キュートな歌は前二作には無かったですよね。
初めて聴いた人にも”ヒットする”という点では、この曲がアルバムでもベスト!!
キャッチーな展開と、胸キュンなメロディが素晴らしい!

そこはかとない七十年代的フィーリングを感じる人も多い事でしょう。
それもそのはず、
ネタは七十年代のアメリカンブラックミュージックを代表する”Stax/Volt”音源。
テンプリーズ 「(Girl) I Love You」
からバックの演奏を引用!

このテンプリーズ。以前に取り上げた「Dedicated To The One I Love」もカバー!
”南部のデルフォ二クス”の名にたがわぬ超スゥィートなヴォーカルで最高。
ゴスペラーズが選曲したソウルのコンピレーションアルバムに、
このカバーヴァージョンが収録されてたね!

アリシアの同アルバムには、もう一曲”Stax”ネタがあって、「Where Do We Go」。
この曲は、ウエンディ レネの「After Laghter」を土台にしている!

さすが、目のつけどころが違うっすね。

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でもって、”Stax/Volt”と言えば・・・
泣く子も踊らす、あの完璧なリズムセクションと”メンフィス ホーンズ”!
(前述の二曲はスゥィートソウル系なのでちょっと違うけど。)

特にドラムはスーパークール!!ドラムとベースだけでも十分に楽しめる!

当然、”Stax”や、”Hi ”の”Hi サウンド”はジャマイカへの影響力も大だった。
なにしろ、当時の音楽界のトッププロダクションだからね。

最も解りやすい例は、デニス ブラウン 「Westbound Train」かな?
イントロのギターは、”Hi サウンド”の超有名作 Al Green 「Love And Happiness」にそっくり!
ホーンズの使い方も、モロに影響受けてるのが解るでしょ。
やることが大胆不敵だよな。でも、カッコイイから全然OKだっちゃ!
よくルーツレゲエの名作と言われる作品だけど、サウンドはソウル色が濃厚なのも事実。

当時のジャマイカ音楽を聴くと”ルーツレゲエ”と呼ばれる種類の曲も
”Observer”レーベルに限らずソウルを吸収、消化した音造りが数多い。
”ルーツレゲエ”と言うより、”ソウル色の強いレゲエ”と言った方がよい曲はたくさんありんす。

SKAの時代から今に至るまで、ジャマイカ音楽はアメリカ音楽と密接な関係にある訳です。

では、テンプリーズとアリシアをどうぞ。聞き比べてみて。どっちも最高だ!




【 2008/04/08 23:09 】

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