音楽誌等に色々書いてる石川貴教のブログ。

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Mama Julie

スカ誕生前夜のサウンド システムを湧かせた
アメリカン リズム&ブルース!
ラテン風味が心地よい躍動感を演出。
独特ですね。

例によってこれもコクソンがプレスしていた盤を含め
数種類のジャマイカ盤が存在します。

テリー&ジェリー 「Mama Julie」

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写真の盤は "R&B" イギリス盤。(1965年発売)

この曲は元々、1959年にアメリカのレーベル"Class"から発売されていました。
それがライセンスされてイギリス盤が出たのが1965年。

この六年間というタイムラグ。
今の様に音楽の情報が世界中にすぐに伝わる時代でなかったのは
確かだけれど、それにしても この”六年間”って時間は微妙だよな。
この曲、アメリカでものすごく売れた曲でもないようですから。

なので、以前にタカオくんが推測していたように・・・
リズム&ブルース(の中でもジャマイカ人が好むタイプのヤツ。)等、
50年代のホットなアメリカン アーバンミュージックの一部は
キングストンのサウンド システム経由で
元祖レア グルーヴ的にイギリスの黒人音楽好きをインフルエンスした
という見立ては鋭いと思います。

アメリカ~キングストン~イギリスって流れね。

実際、例えばクリス・ブラックウェルは
62年にイギリスへ移住する以前はジャマイカで暮らしていた訳で、
彼がスカ誕生前にキングストンのダンスをボスしていたアメリカの音楽を
ある程度は知っていただろう事は想像に難くないですよね。

合わせて、1950年代のイギリスにおける
ジャマイカ移民によるジャマイカ移民の為のダンスでは
当時のキングストンでイケてる曲や一寸前にボスったチューンが
やっぱり受けて人気があったという記述もあります。
イコール、ダンスでは一般的なR&Bヒットとは一線を画すタイプの
ジャマイカ独特の趣味を反映したアメリカンミュージックがガンガン鳴っていた
ということです。

モノ好きで、恐いもの見たさに近寄ったイギリス人がその音に
ノック・アウトされたとしても、決して不思議ではないですよね。
イギリスの音楽好きな人ってヤバいもんね~。

【 2010/10/28 20:28 】

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