音楽誌等に色々書いてる石川貴教のブログ。

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Walkin' To New Orleans

この前、「五十年代に発売された”ある種”のアメリカ音楽は
キングストンのサウンドシステム経由で、イギリスに渡り
ジャマイカ移民以外の音楽ファンにも伝播された。」うんぬん、
と記しましたが

これは、そんな事例の典型的なサンプルと言えるだろう
オリジナル・サウンドマン・クラッシック。

ジム”スペックス”ホーソーン 「Walkin' To New Orleans」
(ファッツ・ドミノ、1960年の大ヒット 「Walking To New Orleans」とは別曲。)

タイトル通りのニューオリンズ スタイルのインストゥルメンタル。
ハードドライビィングなピアノ、シンコペートするリズムが躍動。
(南国の野外サウンドシステムの大音量で
ビールでも飲みながら聞いたら最高だろうな。)
間奏のギターはちょっと場違いな感じながら、
そこが面白く、この曲のアクセントとして機能しています。
注意深く聞くと他にも
”王道のニュー オリンズ・サウンドを
ニュー オリンズ外のミュージシャンが演奏した”みたいな趣がある。
企画モノ、っぽいけど、だからこそのヤンチャでシンプルなダイナミックさを持った
一風変わったチューンではあります。

Image261_convert_20101031170355.jpg
写真は、
クリス・ブラックウェルが1958年に設立、運営していた
"R&B"レーベルのプレリリース ジャマイカ盤。(1959か1960年のプレス。)
ブランク盤ですが、ブートじゃないです。

この曲、当然ながら
元はアメリカの"Bingo"レーベルから1958年に発売されていた曲。
それをクリス・ホワイトワースト、じゃなかった(w冗談ですよ、冗談。)
クリス・ブラックウェルがアメリカからライセンスして
ジャマイカの自分のレーベルでプレス、販売した訳です。

その後、ブラックウェルはイギリスに渡ったのちに
今度はアイランド("Sue"だったかも?)から、この曲を発売。
イギリスのブラックミュージック ファンに向けて流通させたんですね。
1963年前後の話だと思います。
【 2010/10/31 06:12 】

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