音楽誌等に色々書いてる石川貴教のブログ。

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブログ内検索

I'm In The Mood For Love

「Nat King Cole And His Trio Volume.2」

1,955年プレスのイギリス盤、10インチですが
収録曲の録音は1,945年前後。
スタンパーはアメリカ盤と同じものを使用。
まるでアセテート盤のようなガッチリとした厚さが歴史を感じさせます。
再生すると、とても50年以上前に造られたとは思えない良い音、深い音。
まじかで演奏しているよな臨場感、立体感があります。
CD、配信音源は、こういう音では鳴らないでしょうね。

Image275_convert_20110215170124.jpg

内容も申し分なし。
演奏はピアノ、ベース、ギター、
時にそれに加えてパーカッション(コンガかな?)のみ。
当然ながら、みんなリズム感が抜群ですよね。
なので、このドラム無しの小編成でも この上なく粋にスウィングしています。
まだビッグ・バンドが、ブイブイいわせていた時代に
このようなスモール・コンボのサウンドはかなり異彩を放っていたのではないでしょうか。

ゆったりとはねる4ビート、極上のスロー、共に絶品。
ヴェルヴェットの手触りを感じさせるようなヴォーカル、
キレの良さと繊細さを兼ね備えたピアノ。
それに絡むギター、ベースのプレイは
実にさりげないけれど、だからこその凄味さえ感じさせます。

特に「Everyone Is Sayin' Hello Again」での
時空間をグイッと捻じ曲げてしまうかのようなオスカー・ムーア氏のギターは
筆舌に尽くしがたい。
本当に”マジカル”な演奏です。




【 2011/02/15 18:53 】

未分類  | コメント(0)  | トラックバック(0)  |

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)